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概要
5年通った福岡の歯医者で、担当の歯科衛生士が退職していた。同じ治療、同じ記録、それでも何かが決定的に違う一時間について。一緒に文脈を積み重ねてくれた人がいなくなった日に、考える。
全文
機械文字起こしをもとに、内容を変えずに読みやすく整えたものです。
全文を読む(約8600字)
7月30日木曜日、夕方6時6分です。今、歯医者が終わって、宿に戻っているところなんですけれども、今日はこの歯医者について、私と歯医者、この歯医者物語について話さなければならないなという、そういう気持ちの夕暮れでございます。
その話をする前になんですけども、今週月曜日から福岡に来ていて、火曜水曜と福岡の志賀島で経営合宿をして、週明けにまた東京に戻るというような感じで、今福岡に来ているんですけれども。火曜日ですね、結構大きな地震が熊本に発生して、震度7の地震が発生して、結構揺れてますね。一番大きかった火曜日の地震の時は、志賀島にいたんで、少し震源から離れていて、あまり揺れなかった、震度2とかだったんですけど、もともと滞在しているはずの場所は震度3から4ぐらい揺れてたみたいですね。
昨日の夜、つまり水曜日ですね、水曜日になってもずっと小さい余震が続いて、もう何百回って続いてるらしいんですけど。時々、熊本の方で震度4とか5とかが来た時に、福岡の方でも震度2とか3とかっていう揺れ方をするんで、時々「揺れてるなー」みたいな感じの時がある。昨日も夜、「揺れてるな、これ大丈夫かな」っていう感じだったり、今日も朝5時ぐらいに「揺れてるな、大丈夫かな」ってちょっと思うシーンが何度かあって。この一発揺れたなーみたいなのとちょっと違って、ずーっと断続的に続いてるっていうのは、ちょっと気持ち悪さがありますね。僕は比較的大丈夫な場所にいるのであれなんですけども、熊本の方が心配だなというところでございます。
で、今日は一日ファミレスでお仕事をして、夕方歯医者に行って、今に至るというような感じなんですけども。この歯医者ですね、なんでもう東京に住んでるのに福岡の歯医者に行ってんだよっていうね、まぁそこからなんですが。今通ってる歯医者がすごく、僕は人生で初めてフィットしたっていうか。元々、歯医者が大嫌いだったんですよ。
小学生ぐらいの時、小学校低学年だったかな、「虫歯が」って言ってた歯医者、それが記憶にある最初の歯医者なんですけども。そこの歯医者の先生が50代ぐらいのおじさんだったんですけどもね、すごい怖かったんですよね。怖いし痛いしみたいな。小学校低学年相手のコミュニケーションじゃないんですよね。笑顔一つ見せずに、子供が、僕が怖がっていたりとかすると、もうその鬱陶しそうにするっていうか、「ちゃんとしろ」みたいなすごい圧をかけてきて。それは先生は悪くないんですけど、歯医者治療が痛いみたいな感じで、痛いは怖いは何もいいことないな、虫歯が治る以外何もいいことないなみたいな、すごく嫌な思い出があって。
そのせいもあって、中学校高校時代は歯医者に多分一回も行ってないんじゃないかな。もう10代の頃は行きませんでした。20代になってから、やむを得ず歯医者に行くみたいなシーンがいくつか出てくるんですけども。その時にはもう福岡市内に引っ越していたんで、まぁ2件目の歯医者ですね。福岡市内でちょっと適当に見つけた歯医者に行くと、それは親知らずを抜くとか、そういうちょっと突然歯が痛くなって、もう歯医者に行かざるを得ないみたいなシーンがいくつかあって、親知らずを抜きに行くみたいな、そんなのが何度かあったんですけど。それは別に良くも悪くもというか、全然良い体験でもなく、ただただ痛いな、そして味気ないコミュニケーションだなぁみたいな。味気ないっていうか、圧があるんですよね、先生の圧。で、歯科衛生士さんは無言、そして先生がおじさんですごい圧があるみたいな、そういう歯医者にこれまで何度か当たってきたっていう感じでしたかね。
歯科衛生士さんは優しい方とかもいたんですけど。小さな歯医者だからかなのか、歯医者さんはドクターっていうんですか、ドクターじゃないか、デンティスト、デンティストですか、はい、歯医者さん、歯医者さんってドクターって呼ばない、デンティストなの、何だろう。とにかくその歯医者さんがメインでコミュニケーションを取ってくるんですけど、偉そうに上から行ってくるし、なんか説教されてる感じですよね。歯磨き指導とかも、「全然歯磨けてねえぞこの野郎」みたいな感じのコミュニケーションしてくるんですよね。もういかに自分がダメな人間かみたいな感じに思わされることが多くて。結局そういう歯医者も、歯抜いたらおしまいとか、虫歯削って穴を塞いだらおしまいみたいな感じで、その後の定期的なメンテナンスとかはまず無視っていうか、虫歯だけにですね、治療が終わったらもう無視して、行かなくなるということをずっと続けていました。それは根底には、歯医者という場所がすごく嫌だからっていうのがあったわけでございます。
それがね、30代半ばだったと思う、コロナ禍とか、多分それぐらい、5年前ぐらいだと思うんですけど。最後の親知らず、4本目の親知らずが残ってて、下の歯ですね。これが別に痛くもなんともなかったんだけど、前向きに生えてて、前向きとか、要は横向きですよね、真っ直ぐ上に生えてるんじゃなくて、前の歯の方向に向かって生えてるっていう親知らずがあって。これはもうずっと他の歯医者さんとかからも言われてて、「いつかこれは抜かないと、前の歯をどんどん圧迫していくから、歯並びが崩れていくから、これ絶対抜いてください」と。「ただその生え方がちょっとやばいんで、簡単に抜けないから、結構大掛かりになりますよ」って言われてたんですよね。「めんどくさいなー」ってずっと放置してたから。ちょっと仕事もコロナの影響もあって、なんか時間があるな、余裕があるなって感じたんで、ちょっとこのタイミングで行ってみるかと。たまたま行った歯医者が、今行ってる歯医者だったんですね。
最初は親知らずを抜くところからスタートしたんです。親知らず抜いて、その後の、結構大掛かりですよ、切って、もう真っ直ぐ抜くとかじゃないんですよ、切って結構がっつりやるみたいな感じだったんで。その術後の経過みたいなのを見ながら、そして実は親知らずだけじゃなくて、歯茎の状態もあんま良くないよねと。だからちょっとそこも、いわゆる歯周病予防、「歯周病なりかけですよね」みたいな、歯周病を改善するためにも定期的に通っていただいて、どんどん歯の状態を、歯茎の状態を良くしていきましょうということで、歯磨き指導から始まる。また歯磨き指導かと思うんですけど。
今回はですね、なんか、今まで見た歯医者で一番組織化されてて、あんまり歯医者さんが出てこないんですよね。ポイントで本当に必要な場面だけ歯医者さんが対応するけど、それ以外は歯科衛生士さんが、しかも担当制でつく、僕の担当の歯科衛生士さんがつくみたいな感じの会社で。だから結構、信頼関係が積み重なっていく。僕の前回までの状態っていうのをちゃんと分かった上で、10回通ったら10回の状態っていうのをちゃんと分かった上で、11回目のコミュニケーションをしてくれるから、安心できるっていうのはすごくありましたよね。今まで行った歯医者みたいに、頭ごなしにただただ正論を突きつけられる、何がどうダメかだけ言われるみたいな状態が、すごく「うるせえ」って感じだったんですけど。今回の場所はそうやって積み重なっていく中で、一歩ずつ、「前よりここが良くなってますね」とか、しかもそれをちゃんとデータを取って、資料みたいなのを見せてくれて、「ここの出血があるんだ」とかっていうのを、毎回毎回丁寧にそのデータと、かつ文脈情報ですよね、記録をちゃんと積み重ねながらコミュニケーションしてくれるっていうのがあって。
意識的にですね、この歯周病予防、歯茎の状態が良くなっていったんですよ。結構出血があったのが、出血がどこから出血しているかとか、全体の中の出血が何パーセントみたいなのがあるんですけど、何パーセントみたいな数字を、ちょっとずつ、「これ30パーセントですね」「20パーセントですね」みたいな、「これ10パーセントまで目指しましょう」って言われて、一緒に頑張っている感覚みたいなのがあったんですよね。「ちょっと次回までに頑張ります」みたいな。最初、歯磨き指導から始まったのは、フロスだったり歯間ブラシか、歯間ブラシだったりとか、今までだと絶対やらなかった、歯磨きも嫌なのに、歯磨きで精一杯なのにっていう感じだったのが、今ではもう当たり前のように歯間ブラシとかフロスとかをするようになった。それをやっていくと実際に数字で現れる、「歯茎の状態すごく良くなってますよ」みたいな感じで、成果も出るし、すごくありがたいなって感じで。
そのこともあって、その方がいるからっていうのもあって、3、4ヶ月に1回定期メンテナンスにもうずっと通うっていうのをやってきたというところですね。去年の12月か1月かどっちかに行って、その後福岡に帰ってきたのが今回なんで、半年空いてるんですよね。
ということで、今回予約をしたら、その歯科衛生士さんがちょっとね、退職されちゃってた、この半年の間に。で、「新しい担当です」というか、「前の下目端で、今日は私が担当します」ということで、別の歯科衛生士さんがついてくださったんですけど。だからこそ気づいたと言ったらあれですけども、わざわざ東京からその福岡の歯医者に来る意味ないなぁと思うような、今日はそういう感じでしたね。
全体的にね、まず個人間の蓄積されたものがないですよね。歯医者にもちろん記録すべき内容、歯茎の状態とか、記録するべきものはもちろん記録として残っていたんですけども。やっぱりこの5、6年の間に、その隙間に交わしてきた、別に深い話をしたわけでもないんだけど、何気ない会話ですよね。でもその何気ない会話の蓄積がないから、本当に、どうでもいい会話をしてくる。「東京、福岡は空港が近いけど、東京って空港が遠くてなんか大変ですよね」とか、「どこに行くにも1時間かかるけど、福岡は小回りが利いていいですよね」みたいな話を。どうでもいいなっていう。どうでもいいし、こっちは歯医者で口開けてるから話しかけてこないで欲しいというか、喋れないんだけどなみたいな。喋れないのにどうでもいい話してくれるな、やめて欲しいなみたいな感じの。
別にその人が悪いわけじゃないんですよ。その人はその人なりに、初対面の新しい患者と信頼関係を作るために、その人なりの方法で頑張ってコミュニケーションしてきてるんですけど。僕からしたら5、6年かけて、この歯医者では前の担当者の方と、さっき何気ない会話って言いましたけども、何気ない会話もそうだけど、会話の間みたいなものもできあがってるわけですよね。こういう時に別に話しかけて欲しい人ではないだろうなとか、いうことも多分なんとなく察しあって、お互いに言わないことは言わないというか、話しかけるタイミングとかの心地よさみたいなのも多分あったんですよね。だから、どうでもいいことを話さないで欲しいというよりは、なんかこのタイミングでどうでもいいことを言わないで欲しいみたいな、タイミングが悪い感じっていうかね、間が悪いというか。そういう感じがすごく不快でしたね。治療を受けながらすごい気を使うというか、やだなみたいな感じで、気を使って返さないといけない感じになって、きつかったなみたいな感じだったんですよ。
で、挙句の果てには、「今回半年空いてますし」みたいな、また次が来るとしたら12月に出張で福岡に来るみたいな話をしてたら、「あーもうちょっとまた開いちゃうし、もう今後は自費診療にしましょうかね」みたいな感じで。なんて言ったらね、「ちょっと来なくていいですよ」みたいな感じにすごく感じた。だから一応、会話上はまた来てくださいっていう感じだったし、「次の予約を取っていかれますか?」みたいなこと言ってたけど、もうこの歯医者は今日が最後だったなみたいな、そういう気持ちになりましたね。
今回の歯医者も、やっぱりその前の担当者の方が結構つなぎ止めてくれたというか。「半年空いちゃうんですよね」って、その前回の12月に言った時に。「半年、今までね、4ヶ月に1回メンテナンスをこの数年ずっとやってきたから、半年空くのはあんま良くないですもんね」って、その方が言って。「じゃあもう東京で別の歯医者でメンテナンスしてもらった方がいいですかね、3ヶ月おきに歯医者のために福岡に帰ってくるのもちょっとさすがになんで、東京でメンテナンスする場所を変えるとか、そっちの方がいいのか、もしくはハイブリッドとかで別の歯医者と組み合わせてやるとかでいいんですかね」みたいなこと言ってたら、その方はちょっと、「あんまり、いろんな歯医者に行ってもいいけど、あんまりお勧めはしないですね」みたいな感じでおっしゃってて。「半年後に来ますよ」って、今日だったって感じなんですよ。その方もいなくなっちゃったから、そういった文脈情報全部ないまま半年ぶりに来たら、すごい「半年ぶりに来やがって」みたいな対応をされちゃったんで。そもそもね、別に東京の歯医者に行けばいいじゃんっていう状況だったんで、これをきっかけに、もう一つ終わりかなというふうに思ったっていう感じですね。
最近、AIとかChatGPTとかClaudeとか、最近でもないかな、メモリ機能がついて、わりと記憶してくれるようになりましたよね。自分がこういう話をしたいよねっていうことを。それでだいぶ、トンチンカンのことを自分に対して、「前も話したじゃん」みたいなことで、トンチンカンのことを言わなくなったと思うんですよ。そうしてくると、より愛着が湧いてくるというか、自分のことを覚えてくれているとか、自分のことをちゃんと知ってくれている気楽さ、1から10まで説明しなくていい楽さみたいなのがやっぱりありますよね。そうやって説明コストが下がれば下がるほど、一緒にいて楽になるみたいなことがあり。今回の歯医者さんとか、まさに5年6年の時間を一緒に費やしてきたことで、全然歯医者に行くのも苦じゃない。なんならちょっと歯の状態を見てもらえて、自分の今こういう状況なのかって把握できるし、掃除もしてもらって気持ちいい、口の中が爽やかになって終わるっていう意味で、歯医者に行くと全然嫌じゃなかったんですけど。今日のこの1時間っていうのはすごく、いい気分ではなかったっていう感じだったし。
改めて、人のことを、誰かとの時間をきちんと覚えておく、覚えるのが難しい人もいるとは思うんですけど、記録しておくみたいなことですよね。思い出せる状態にしておく。思い出す力がないのであれば、思い出せるように工夫をしておくというか。そういうことってやっぱり大事なんだろうなって思いました。
今日の歯医者さんはとにかく、別に責めたいわけじゃなくて、しょうがない、よくある話というか。別に個人商店でもなんでもない、会社でやってることですから、一人社員が辞めれば、また別の方がただ入ってくるというだけであり、交換可能なパーツであるということなんだと思うので。そこにいちいち思いを馳せて、「前と今回が違った」とか言ってるのもなんだかなと思うんですけど。という社会の構造的な事情というのは、それはそれであるとして、僕個人の気持ちとしては、今日ちょっとすごくがっかりした、がっかりしたというお話でございました。
東京でまた歯医者さんを見つけなきゃなと思ってますね。やっぱり定期的に見てもらうと課題が見えてくるんで、すごくいいなと思いますよ。歯医者ね、虫歯になってからしか行けないという方は、ちょっとこれを機に、歯医者に定期的に通うのをやったらいいんじゃないかなと思うし。僕自身も歯医者がすごく嫌いだったけど、いい歯医者、自分に合う歯医者っていうのを見つけたら、そんなに、3ヶ月に1回行くとか全然苦じゃないっていう感じになると思うので。そこはね、探す価値があるんじゃないかと思いました。
今この話をしながらですね、僕、似たようなのがもう1個あって、美容師ですね。美容室がすごく苦手なんですよね。髪を切らない理由みたいな話を、何十回か前に1回、1話使ってしたんですけど。髪を切らない理由はいくつかあってみたいな話をして、その中の1つで話したか話してないかも覚えてないんですが、僕はですね、美容室の座って身動き取れない状況で、後ろに立たれてるっていうのがすごく苦手なんですよね。後ろにそんな仲良くない人が立ってるのやだなみたいな。そしてその上、クソどうでもいいこと話しかけてくるなみたいな。「お仕事何してるんですか」みたいな、お仕事何してるか言ったら伝わるかっていうね、「公演です」とか伝わるかって思っちゃうわけじゃないですか。だからその、受け止めきれない、答えを受け止めきれない問いをうかつに投げてくるなっていう、その深い感がやっぱりあるっていうかね。
もちろん、だからそれもね、向こうはお仕事で仕方なく、仲良くなるために「こんにちは」ぐらいのノリで話してるんだと思うんですけど。「こんにちは」って言った返しが何個かわからない言葉だったみたいな感じに、まさか帰ってくるとは思ってないっていうね。それはそうだろうってことなんで、別に美容室が悪いわけじゃない。美容室が悪いわけじゃないっていうのはもちろん前提なんですけど、あくまでね、僕の個人の体験としては、本当にめんどくさい、めんどくさいことを聞いてくれるなという気持ちになってしまう。それが美容室であるとか。だから美容室は嫌いで、なかなか髪を切ろうかなっていう気持ちにもなりづらいっていうのが一つあったりしますね。
で、切るんだったらもう、切るというよりも自分で剃るというか、自己完結しちゃうみたいなところはね。セルフカットでどうのこうのという方法もあるけど、別にじゃあセルフカットするんだったら、今度イデアがいりますよね。「こういう風な髪型にしたい自分」みたいなのがいて、そこを目指していく自分が出てくるわけじゃないですか。そんなイデアもないから、向かっていく理想がないまま、それを達成する技術が身につかない、身につかないということでね、セルフカットも難しい。結局、剃るか、伸ばすか剃るかみたいになっちゃってるというところはあるなぁと思いますね。
なんで、ちょっと切りがいいところまで来たら髪を切るみたいな話を、それこそ数十回前のエピソードでお話してますけども。その切りがいいところに来た時に、じゃあ髪を切る、でも切る場所がないというか、切ってもらう人がいないっていう問題は今あるんで。美容師さんね、後ろに立たれてもなんか嫌じゃないなと思える美容師さんと出会いたいなという気持ちもある。そしてそれは、手当たり次第美容師さんのところに行って、自分にとっては外れ、「嫌だな」って思いをしながら、何回も何回もそれを積み重ねて、この人と出会うみたいな、そんなに打席に立つモチベーションもないから。どこかでこの人こそはっていう美容師さんに出会えたらいいなという気持ちがあります。
そんなこんなで、今日はちょっとね、今まで通っていた歯医者の最終回だったっていう、そういう話でございました。皆さんね、ぜひ、文脈ね、文脈が大事だっていう、特に人との関係においても文脈がとても大事であると。それはやっぱり今まで何を共にしてきたかみたいな、分かりやすい記憶だけじゃなくて、今回特にそうですけど、ノリですよね、ノリとか間が重要であると。別に大した話を前の方ともしていない、なんか「お仕事忙しいんですか」「大変ですね」みたいな、そういう当たり障りない話をしてただけだから。別に前の方とは5、6年も一緒に過ごしてすごくいろんな話をして、もう長くかかったのにみたいな、そういう話じゃなくて。心地よい今とか、ただ記憶している、「なんか前回お仕事忙しいって言ってたけど、最近も大丈夫ですか」とか、そういうね、前の記憶を引き継いで、ただただそのノリや波長が合うみたいな、まあ合うというか、波長を合わせていくみたいなことがね、5、6年かけてやってきた。それがね、一気に失われて、すごく心地よくない時間だったみたいなことなのかなと思うんで。
結構その文脈っていう時に、文字情報、何の情報を得たか、今までね、こういう情報が積み重なっていたよねみたいな、そのデータ量みたいになりがちなんですけど、文字のね、どれくらいの文字を交換したかみたいになりがちなんですけど。そうではなくて、そのバイブスを合わせるというかね、その時間を心地よい時間にするみたいな、このノリとか、リズムみたいなものを合わせていく。そういうのも大事だなって思った次第でございます。
というわけで、気を取り直して、残りの福岡滞在、楽しく予定を過ごしていけたらと思います。というわけで、本日は以上です。公演活動を応援してくださる方は、ぜひメンバーシップ「存在としての公園」にご登録いただけると嬉しいです。また、ご質問やお悩み相談を受け付けてますので、概要欄にあるフォーム、または、LINE公式アカウントから、1on1のセッション、あしばをやってますので、よかったらお申し込みいただけると嬉しいです。それではまた、ご安全に。